2006年01月13日

前置詞

先日、書いた英語の九九に関する反響が思いのほか大きかった(しかも語学の達人たちからの好意的なコメントばかり!["どーちゃん"さん、『奇跡の英文法』、早速、購入しました])ので、最近読んだ英語に関する本をもう一冊、ご紹介します。

前置詞がわかれば英語がわかるという駿台専任講師が書いた本ですが、いわゆる受験対策本でも退屈な文法の説明書でもなく、読み物として面白かったです。アマゾンの書評でも評価が高く、何人かが「英語教師必読」と推していたので購入してみたのですが、正解でした。


以前から生徒に対して、「『put( )off』は、『〜をおろす』、『〜を不快にさせる』、『〜を延期する』と覚えてください」などと、前置詞を熟語として教えることに、違和感というか教師としてある種の敗北感を感じていたのですが、この本ではこうした長年のモヤモヤが、霧の晴れるようにスッキリと説明されています。

このように前置詞を日本語訳丸暗記ではなく、言葉が本来持つ意味からたどるようにしていくと、例えば、

"He ate his parents out of house and home."

のような、一見「奇怪な」文もきちんと意味が取れるようになります(もちろん「彼は家の外で両親を食べた」という意味ではありません、念のため)。

たかが英語、されど英語。前置詞一つで本になるのですから、言葉とは本当に奥が深いものです。英語に限らず、私たちがふだん何気なく使っている日本語でも、外国語として学習する側からすれば、きっと驚くような仕組みが隠されているのでしょうね。
posted by oxeye at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/11702038
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。