2006年01月14日

過干渉

今日は娘とホットケーキを作りました。と言っても、妻が台所で昼食を準備している間、居間のストーブの上に置いたフライパンに娘がホットケーキのもとを流し込むのを見守るだけのことですが。

ダルマストーブではフライパンがホットケーキを焼く適温になるまでに時間がかかります。お玉を片手に今か今かと待っている娘をなだめて、ようやくフライパンに油が回り、『そろそろいいかな』という温度に達したところで、娘にGOサインを出したものの、その手つきは危なっかしくて見ていられません。

ついつい「あ〜、そんなんじゃ、こぼす、こぼす。ちょっとパパにやらせてごらん」と、娘からお玉を奪うと、フライパンにホットケーキのもとを丸く流し込んでしまいました。


娘はちょっと面白くなさそうでしたが、片面が焼きあがった段階で裏返す係を担当してもらうことで、なんとか交渉を成立。が、裏返す段になっても父親は横からうるさく口を差し挟み、二つ目のホットケーキもけっきょく私がすべて焼いて、気がつけば娘は、父親のホットケーキ作りを冷ややかに見守るオブザーバーと化していたのでした。

娘ではなく自分が美味しく焼きあげたホットケーキを食べながら、娘がせっかくやる気になっていた料理の機会をこんな風に奪ってしまって悪かったなぁ、と反省しました。同時に、今回のホットケーキ作りに限らず、自分は何事につけ過干渉なのではないかとも考えさせられました。

失敗を恐れるあまり親が何でも先回りして手を貸してしまっていては、子供は自分の決定や行為の結果を良くも悪くも経験することができません。娘も含め、今の子供たちが諦めが早くて淡白だと言われるのは、案外こんなところに、つまり失敗してやり直す機会が与えられてこなかったことに起因しているのではないでしょうか。

振り返ってみれば私たちも最初から何でも上手にできたわけではありませんし、うまくいったことよりもむしろ失敗した経験のほうが、その後に教訓として生きていることのほうが多い気がします(失敗だらけの半生だからかもしれませんが)。

もっと大らかな気持ちで子供に任せてみよう、可愛い子には失敗をさせてあげよう、そう思った土曜日の午後でした。
posted by oxeye at 23:56| Comment(1) | TrackBack(0) | family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに。「あ〜変になっちゃったね、あははは・・」と一緒に笑ってくれたら失敗しても落ち込まなくなるだろうなあ。私が失敗をやたら恐れるのは面倒見のいい家族のせい? 
Posted by tia mkdo at 2006年01月16日 09:22
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