2006年01月25日

擬人化

本好きの親の影響か、子供は皆そうなのか、娘は絵本が大好きです。購入することもないわけではありませんが、親が良かれと思って選んだものを本人が必ずしも気に入るわけではありませんし、たとえ気に入った本でもどんどん成長して好みが変化していくので、こちらの経済力が追い付きません (絵本は結構、高いです)。

といわけで、よく図書館のお世話になっています。最近では娘が自分で文字を読めるようになったこともあり、私が一般書コーナーで本を選んでいる間、児童書コーナーのテーブルにお気に入りの絵本をうず高く積み上げ、小さな椅子に座って一人ブツブツと読んでいます。

で、なにを読んでいるのかと見てみると、大抵は以前に借りたことのある、お気に入りの絵本ばかり。常に目新しい情報を求めて本を読む大人とは、子供は違う価値基準で本を選ぶようですね。

最近、借りたうちの一冊は「あかが いちばん」というカナダの絵本。赤い色のものにこだわる子供の心理を描いて秀逸です。

作者が実際に子育て中の親でもあるからなのでしょうが、『子供のことをよく知っているなぁ』と感じたのは、文中の、「わたしは あかい ピンどめが いちばん すき。・・・あかい ピンどめを すると、 かみのけが わらいだすんだよ」という表現。子供は本当にこのような、自分の体や行動を擬人化した言い方をします。

音楽を聴いていて知らず知らずに体が動いているのに気付くことは私たち大人でもありますね。娘はそんな時、音楽に合わせてリズムを取る自分の足を指差し、「ほら、足が喜んでいる」と言ったりします。頭が命令した動きではないのに体が自然に反応している、そういう感覚がこのような言い方をさせるのでしょうか。

絵本の中には、このような子供の感受性を上手に掬い取ったものも多くあり、上記の本もその好例でしょう。カナダでは数々の賞を受賞すると共にロングセラーになっているとのことでした。

もっともどういうわけか、うちの娘はそれほど興味を示しませんでした。好きな色が赤ではなく、ピンクだからでしょうか。いずれにしても、こと絵本に限っては大人の物差しは全く当てになりません。これだから絵本選びは難しい。というわけで、これからも当分、図書館のお世話になりそうです
posted by oxeye at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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