2006年01月29日

sit on the fence

"How long will you sit on the fence?" (1 Kings 18:21 New English Bible)

どっちつかずの態度を取っている人に対し、きちんと立場を定めるように、との聖書の言葉です。

「sit on the fence」というイディオムは、両陣営の境界にあるフェンスの上に座って両陣営の形勢をうかがう(そして優勢になった側につく)ことから、「旗色を見る」、「二股をかける」、「日和見する」などの意味になるようです。

パッと見て、野球場などのフィールドと観客席を隔てるフェンスをイメージしていたのですが、そうではないようですね。「フェンスの両側」というと、どんな状況が語源になっているのか今ひとつピンとこないのですが、どなたかご存知の方がいらしたらお教えいただけないでしょうか。

いずれにしてもフェンスの登場後ということですから、それほど古い表現ではなさそうです。同じことを言うのでも、旅人が日和を見て晴れなら出発し雨なら宿で雨宿りと決めたとする「日和見」のほうは、徒歩が主な交通手段だった古きよき日本の旅をイメージできます。

言葉はやはり、その国の文化・生活に根ざしたものなのですね。
posted by oxeye at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | words | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Bang!@バンコクです。

WTにNew English Bibleが引用されていた理由がよくわかりました。
なるほど、フェンスの上か・・・。
日本語でも「壁の外、内」という言い方がありますね。
「壁の内に落ちる」とは捕まって刑務所に入れられることです。
「壁の上を歩く」とは、違法ぎりぎりのことをやって捕まらないことです。

毎度!
Posted by Bang! at 2006年01月31日 12:38
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