2006年02月26日

異文化交流

外国人研修生を受け入れる会社に対し、受け入れ準備の一環として行われるセミナーの原稿作成をお手伝いする機会がありました。担当者とディスカッションしていて感じたのですが、日本人と比較すると外国人労働者の場合はどうしても、「時間を守らない」、「約束を守らない」、「整理整頓ができない」など、消極的な部分ばかりが目立ち、その結果、彼らをいかにして日本の水準に合わせるべく教育するかが強調される内容になりがちです。

往々にして外国人労働者にそうした欠点が見受けられるのは事実かもしれませんが、受け入れ側がそのようなネガティブな見方で身構えてしまっては、そこから良いものが生み出されることを期待するのは難しいのではないでしょうか。


むしろ、文化や教育の違いから生じるかもしれない現場でのトラブルにも大らかに対処する心のゆとりを持ち、外国人の良い点に注目しながら上手に励ましたり教えたりすることで実力を10倍にも100倍にも引き出せることを関係者が確信できさえすれば、その確信は言葉を超えて相手に伝わり、相互の理解へ、ひいては会社全体の利益にも資するはずです。

異文化交流の秘訣とは、突き詰めればそういうこと、つまり、一夜漬けの言語学習や日本式礼儀作法の習得よりも、相手に対する気持ちの持ちようなのではないでしょうか。
posted by oxeye at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | work | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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