たまたま、あるいは気のせいなのかもしれませんが、どちらかといえば一人でウォーキングしている方は黙々と、あるいは一心不乱に歩いていて、ともするとこちらが取りつく島もないようなオーラを発している場合すらあるのに対して、二人組のご夫婦はゆったりと構えていて、立ち止まってお話しする機会も多いように思います。物騒なご時世ですから一人では見知らぬ人との応対に不安を覚えるということもあるのでしょうが、それ以上に二人組みの方々には周囲にも目が行き届く余裕が感じられます。
「向き合っている夫婦は互いのことしか目に入らないが、隣り合っている夫婦は同じものを見ることができる。同じ夢や目標を目指して歩むことができる」。
二人仲良くウォーキングに励むご夫婦を見ていて、ずいぶん前にどこかで聞いた、そんな言葉を思い出しました。