2006年05月06日

仮説

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 」を読みました。99.9%の常識(と言っても、特に科学の分野に特化されています)が実は仮説に過ぎないという考えを分かり易く説明してある本で、サラっと読めました。

例えば、物理的な時間の進み方が違う世界があるとする相対性理論についても、「自分がおいしいと思っているラーメン屋に友達を連れていったのに『まあまあだ』といわれること」に譬え、だから「人間の数だけ味覚があるように、人間の数だけ時間がある」と。なるほど、自分の常識も他の人からみれば単なる仮説に過ぎない、ということですね。


著者はここから、「自分の仮説を絶対視せず、他人の仮説をも理解しようとする柔軟な態度」を持ち、話が通じないと喧嘩になる前に、「この人は、どんな仮説の世界に生きているんだろう」と、相手の立場に立って物事を考えることを勧めています。

「グローバル化」などと言われて久しいですが、異文化と接する機会がますます増える今後、このような「価値観の相対化」がますます、求められるようになるに違いありません。
posted by oxeye at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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